2024年9月末。Twitter上の筋トレ界隈で非常に話題になっているある事件があります。
それが、「某24時間ジムで人が死亡事故が発生した」というもの。
そのツイートをきっかけに様々な憶測がささやかれており、何やら大きな騒動のようになっています。
今回は、某24時間ジムでの事故とTwitter上での騒動について、時系列を追って解説していきます。
きっかけとなったツイート
2024年9月23日。このようなツイートがあるフィットネス系SNSアカウントからされます。
某24時間ジムで死亡事故発生。事故の原因は、ベンチプレスのときに安全バーを利用していなくギロチン状態。早朝だったため周りには助ける人がいなかったとのこと。24時間ジムで筋トレしている方は必ず安全確保が必要です。自分は大丈夫とは思わず...結果、周りに迷惑をかけます。気をつけましょう!
— 𝙏𝙎𝙐𝘽𝘼𝙎𝘼 (@Aile0110) September 23, 2024
フィットネス系のSNSアカウントを運営されている「TSUBASA」さんという方のツイートです。
「某24時間ジムでのベンチプレス事故」という非常にショッキングな内容となっており、筋トレ界隈を中心に一気にTwitterで拡散されていきました。
また、最近急激に店舗が増えている、格安や激安をうたっている24時間ジムで起きたという事で、さらなる噂や憶測と共に広がっていったようです。
Twitter上の反応
それに対し、Twitter上ではこのような意見が見られました。
- 非常にショック。ジムは危険が多いから気を付けるべき。
- 自己を起こした本人が悪い
- ちゃんと安全措置や教育をしていなかったジムが悪い。
また、このようなツイートも非常に多く見られました。
- もしかしてFIT PLACE24で発生した?
- ジムを特定してほしい
- 事故が起きたというソースは??
ソースは?という質問にお答えします。
— 𝙏𝙎𝙐𝘽𝘼𝙎𝘼 (@Aile0110) September 23, 2024
ソースはありません。
ですが作り話ではありません。
全ての死亡事故が記事になりますか?
なりません。
逆にこういうときにソース無しは論外という方が論外だと私は思います。
科学の話でも芸能人の不倫の話をしているわけでもない。
注意喚起ですので。
それらに対し、TSUBASAさん本人が具体的なソースが無い状態でのこうしたツイートをしたと回答。なので、本当にTwitter上だけで憶測が飛び交う状況であることが分かってしまいました。
【🚨筋トレ死亡事故発生】
— パナマ文書 (@Panamabunsyo) September 24, 2024
某24時間ジムで死亡事故
ベンチプレスで安全バーを利用していなくギロチン状態
周りに助ける人がいなかったそうです
動画はベンチプレスで安全バーを使用せずにギロチンになった事故動画です(この件とは別ですが)… https://t.co/YKGjPpfAQ2 pic.twitter.com/4hvjwNd3bL
ベンチプレス事故が話題ですが、必ずセーフティをセットし、さらにバーだけで擬似潰れをして、二重に安全確認をしてから行う、これは歯磨きと同じでルーティン化すべき所作だと思いますが「ま、いいや!ヨシ!」やってませんか?
— mug(まぐ)@筋トレ (@mt_rabi) September 25, 2024
では栗毛になった潰れ猿をご覧下さい、150kgから身を守るのは自分🙈 pic.twitter.com/WHxMzgMZzv
山澤さんのFIT PLACE24で発生??
そして、筋トレ系YouTuberの「リスペクトヨネ」さんを中心としたツイートによって、ある憶測が広まりました。
フィットネス人口3%から10%にするつもりがマシンや器具代をケチりすぎて
— リスペクトヨネ(YouTuber) (@workouteating) September 29, 2024
人○しジムを作ってしまったな
今回の件があったからでは無いですがフィットプレイスのベンチ台は本当に危ないです。
— けいすけ (@zekrom_46) September 30, 2024
まず入会時に説明もないです。
ベンチ台とラックが離れているタイプは初めてでベンチ台がラックに戻すたびに動いてます。
幸い片方だけがずれていたんで助かりました。
それが、山澤さんが運営するFIT PLACE24でその事故は発生したというもの。
これに関しては、格安ジムに対するイメージや偏見も重なったことによって、確かな証拠がない状態で広まった「デマ」であると考えられています。
特に、影響力もあるリスペクトヨネさんとそのフォロワーさん方を中心に広まったようで、真実は完全に不明な状態であるという事を本当に覚えておいていただきたいです。
安全バーの重要性と、TSUBASAさんの意図について
今回のツイートをきっかけに、良い動きも広まっているようです。
・海外では安全バーはない
— 𝙏𝙎𝙐𝘽𝘼𝙎𝘼 (@Aile0110) September 23, 2024
→ここは日本です。海外の環境は関係ない。
安心安全に楽しむために必要です。
・カラー(留め具)が無い方が万が一潰れたときにプレートを落とせる
→身体を潰さないための安全バーです。またカラーを使わないと動作中にプレートが落ち、そちらの方が危険です。
今回のベンチプレス事故の話をきっかけに、安全バーを中心とした筋トレにおける安全措置の重要性が改めて広まっているようです。
格安ジムやフィットネスブームによって気軽にジムで筋トレできることがメリットとなった反面、ジムマナーや安全措置に関する知識不足によって危険な行為をしてしまう方も非常に増えてしまっています。
ツイートをされたTSUBASAさんはそうした方へ、今回の事件が良くも悪くも安全を考えるきっかけになってくれればうれしいと考えられているようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうした事故をきっかけに、格安ジムへの風評被害が広まることは非常に残念ですし、逆にこうした事故をきっかけに皆さんのジムへの意識が変わると非常に良い流れに変わるのではないでしょうか。