2024年4月4日にフィジーク選手の「JIN」こと小池友仁選手が自身のYouTubeチャンネルに、このような動画をアップしました。
JINさんが運営する会社「Stylish &Life」が、大企業と資本業務提携をするという内容。
一見すごそうに見えますが、一部JINさんに対する疑問や批判のコメントが見られました。
一体どういう内容なのでしょうか。見ていきましょう。
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JINさんの会社が資本業務提携
概要
今回、JINさんが運営する会社「Stylish &Life」が、株式会社「THパートナーズ」と資本業務提携を行うことを発表しました。
ネットではこのように発表されています。
株式会社 THパートナーズ(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:橋本忠則、以下「THP」)は、株式会社Stylish & Life(本社:東京都渋⾕区、代表者名:⼩池友仁、以下「Stylish & Life」)と、資本業務提携【全株式取得】を締結いたしました。今後両社の強みを活かし、フィットネス業界を中⼼に更なる発展と持続的成⻑に向けて、新規ビジネス創出や商品開発等をしてまいります。
JINさんが社長を務める株式会社「Stylish &Life」は、アパレルブランド「XENO」やJINさんのYouTubeチャンネルなどを運営する会社です。そして、そんなJINさんの会社が、フィットネス界で有力な企業、「THパートナーズ」と資本業務提携を行ったのです。
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THパートナーズとは
THパートナーズは、ベストボディジャパン等で選手としても活躍する橋本忠則さんが社長を務めている会社で、アパレルブランド「VEATM」や飲食店「ウルフギャング・ステーキ」を運営しているフィットネス界で影響力を持つ大企業です。
海外にも拠点を持っており、資本力の高い会社でもあるので、JINさんは資本業務提携を行う事をかなり前向きにとらえており、これから両会社のネームバリューがもっと上昇していく事が期待されるようです。
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ポイント
今回、賛否が分かれる結果となったポイントは、THパートナーズが「全株式取得」をしたという点です。
「えっ、JINさんは株を100%手放してしまったの?大丈夫?」
こう思った方も多いのではないでしょうか。この点において、JINさんに対して批判的や疑問的なコメントを書かれている方も多かったです。
株式を100%譲渡する意味
資本業務提携とM&A
JINさんが今回行った株式の100%譲渡は、どういった意味をもつのでしょうか。
まず、「資本業務提携」とは、どういう意味なのでしょうか。
資本提携は、発行済み株式の3分の1を確保する拒否権確保には至らない低率の相互株式保有をいう
wikipwdiaから引用
資本提携とは、事業を協力して行う「業務提携」の一部であり、互いに拒否権は持った状態で事業を協力して行うという事と書いてあります。
つまり、JINさんは株式を100%譲渡しているので、、。JINさんには会社の経営権や所有権、拒否権が全くに状態になってしまったという事です。JINさんは、会社を売ったという事になるのですね。。
これを資本提携と言っていいのかどうかに関しても、コメント欄で賛否が分かれていました。確かに、今回の事例ではJINさんには株式が残らないわけですから、これはただの「買収(M&A)」であるという見方もできると思います。
JINさんは経営に参加できない可能性
JINさんは株を100%持っていないわけですから、経営権は完全に失っているため、今後の事業の経営に参加することは無いと考えられます。
ただ、株式を100%譲りながら、互いに「資本業務提携」という言葉を使っている点も重要だと思います。
JINさんは株を100%なくなっていしまいましたが、YouTubeやフィジーク選手としてはかなりの知名度を誇っているため、THパートナーズとしてもJINさんには広告塔として頑張ってもらうことで、互いにWinWinな関係を築くことができるとも考えられるのです。
経営に関してプロではないJINさんと、フィットネス界やYouTube界で知名度を持つJINさんを広告塔として使えるTHパートナーズさん。お互いにメリットがあるという点で、ただのM&Aではなく「資本業務提携」という言葉を使ったのかもしれないですね。
そこまでJINさんに否定的になる必要はない
コメント欄等では、「株式を100%譲渡したという点でただの買収である」や、「会社売って、目先の金に目がくらんだ」など、かなり否定的な声が多かったです。
ただ、今回の事例はTHパートナーズにもJINさんにもメリットがあり、お互い関係も良好なまま行った資本業務提携であると思いますし、一個人の会社を大企業にM&Aしてもらうというのは見方を変えれば非常にすごいことであるとも言えます。M&Aというのは会社の必要な選択肢の一つでもありますし、JINさんはそれを選んだというわけです。
そのため、ここでJINさんに対してそこまで否定的になる必要もないと思います。
ただ、JINさんが「起業家」や「小金持ち」と言った言葉を使っていたことや、説明の方法としてM&Aでは無く資本業務提携という言葉の方を使っていたことに違和感を感じるという意見も理解できます。
まとめ
JINさんは動画内で、「XENO」と「VEATM」のコラボ商品が既に発売が決定しているという事や、ジム関連でまた新たな事業が始まることを予感させていました。この点からも、JINさんはこれから広告塔としてかなり活躍されるのかなと予想できます。
また、会社経営や起業という部分に力を入れながら、まだまだオリンピアを目指すという意思もはっきりと主張されていました。
JINさんの活躍にはこれからも目が離せないようです。。