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【オリンピアン】フィジーク「上里譲」のプロフィール・食事・トレーニングまで徹底解説。【IFBBプロ】

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2023年11月26日開催、JAPANPRO2023メンズフィジーク部門。日本フィットネス界に衝撃が走りました。

 

激戦必至のJAPANPROを制したのは、

上里譲選手です。

画像はインスタから引用

彼は2023年11月24日開催、「オリンピアアマチュアジャパン2023」でIFBBプロカードを獲得。2023年11月26日開催、「JAPANPRO2023」も優勝。プロキャリア2日目でオリンピアを決め、新時代のスーパースターとなりました。

 

2023年、フィットネス界に雷神のごとく現れたこのスーパースターはいったいどのようなキャリアを歩み、どのようにオリンピアンになったのでしょうか。

 

今回は上里譲選手の情報を完全解説いたします。

 

 

過去に紹介したフィジークプロ選手特集はこちら!!

 

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プロフィール

上里譲基本プロフィール

  • 本名 上里譲(うえざとじょう)
  • 生年月日 1992年7月26日
  • 出身 東京都練馬区
  • 身長 171㎝
  • 仕上がり体重 81~82キロ

身体の特徴

上里選手の特徴は、「背中」と「バルク」、「肩幅」です。

バックラットスプレッド時の背中の厚みはもちろん、フロントポーズの時にもその広がりに魅了されるデカい背中。上半身全体が非常に厚みがあるだけでなく、鎖骨が長く肩幅が広いフィジーク向きな骨格も特徴。

胸が弱いと自身で分析されていますが、それを感じさせないほどの絞りとバルク。

大会経験が浅いにも関わらず、2023年出場の大会ではほとんどコンディションを外すことは無く、才能に溢れた選手であるとわかります。

また、他のフィジーク選手とは違って、表情が非常にクール。悪く言えば笑顔が無いと言えますが、それも含めて上里選手の寡黙な雰囲気とマッチしていてカッコよさが出ています。

 

キャリア

主な戦績

  • 2019年 NPCJ(FWJ)   優勝
  • 2023年 BLAZE OPEN  優勝
  • 2023年 Hidetada Ymagishi Iris Kyle Japan Classic クラス2位
  • 2023年 Olympia Amateur Japan 優勝
  • 2023年 JAPAN PRO  優勝

JAPANPRO2023

上里選手は、2019年にフィジーク競技初出場。その後4年の期間を経て、大会に復帰し、自身4大会目でプロカードを獲得しました。

 

そしてその後、自身初のプロSHOW「JAPANPRO2023」にて、「イ・スンユン」「石本ファルーク」「田口純平」「湯浅幸大」といった名だたるメンバーを抑えて優勝し、

2024年のオリンピア出場を決めました。

 

 

プロ戦初戦で優勝しオリンピア出場を決めるなんて、とんでもないシンデレラストーリーです。

 

幼少期~大学時代

上里譲選手は、幼少期から父親の影響でサーフィンを、当時の格闘技ブームの影響で格闘技を行っており、その補強として筋力トレーニングに取り組んでいたようです。

 

中学から高校まではサーフィンと格闘技にのめり込み、トレーニングとしてBIG3(ベンチ・デッド・スクワット)を中心にかなり行っていたようですが、大学になって筋トレを一度やめてしまったようです。ちなみに大学では、体育科やスポーツ科ではなく、ごく普通の社会学部の学生だったようです。

 

社会人~初のコンテスト

トレーニングをやめていた大学時代から一変、スポーツジムのトレーナーとして社会人になってからは筋トレに本気で取り組むように。当時、大会に出ていた競技選手を指導するうちにコンテストに出たいという意識を始めたそうです。

初のコンテストのためにポージング指導を仰いだのが、「廣川翔一」選手。廣川選手とはその後上里選手のコーチとして彼を導いていく事に。

この出会いが、上里選手の運命を変えたと言えます。

初のコンテストは2019年のNPCJ(現FWJ)の大会。ノービスとオープンの両方で優勝し、その才能をいかんなく発揮しました。

 

2019年から現在

2019年の初コンテストの後2020年からコロナ過に入ります。

コロナ過によって大会が開催されるかわからないとなったタイミングで、上里選手は【絶対に勝てる身体】を作ることにシフトします。このころからIFBBプロを意識し始めたそうです。2023年の「BLAZE OPEN」出場までの4年間は、社会人としての自分とプロを目指す夢との間に、彼自身苦悩もあったようです。

 

そして2023年最初、人生2回目の大会「BLAZE OPEN」で優勝。彼の考える最高のリスタートを切りました。しかし、プロ獲得大本命と言われた「Ymagishi Iris Japan Classic(略)」では、プロカードを真子心太郎選手に奪われてしまいます。

しかしこれで終わるはずもなく、2023年11月のオリンピアアマチュアで改めて圧倒的な身体で優勝し、プロカードを獲得。勢いそのままに「JAPANPRO」で優勝。

最速でオリンピアを決めました。

 

 

そして現在、2024年オリンピアに向けて増量期のシーズンを過ごされています。オリンピアでどんな身体を見せてくれるのか。非常に楽しみです。

 

トレーニング

 

上里選手の身体はどのように作られているのでしょうか。

「サラリーマッチョニッシー」さんのチャンネルで語られた筋トレについての内容をまとめました。


www.youtube.com

 

頻度

上里選手の筋トレの頻度は週5から週6。胸、肩、背中が現在のメイン部位で、中3日の休みを入れて、腕や腹筋を頻度少な目に少し行うとのこと。

基本的に8回から12回くらいがマックスの重さを狙って、重量を最も意識してトレーニングを行っているという。種目数は比較的少な目で、オーソドックスなトレーニングを追求したようなスタイルです。

  • ペックフライ
  • インクラインダンベルプレス
  • プレートロード
  • スミスマシン

背中

  • ラットプル
  • チンニング(加重)
  • レバーロー
  • プルオーバー

  • ダンベルショルダープレス
  • リアデルト
  • サイドレイズ
  • アップライトレイズ

 

食事・サプリメント

食事

上里選手は食事も規格外です。

増量期は仕上がりから約10キロ上まで体重を上げるようで、大会後徐々にカロリーを増やしていくとのこと。比較的クリーンな食事で、最高で5000カロリー近く摂取するとのこと。

減量期は、なるべく食べながら体重を落とすオーソドックスなスタイル。また、減量末期には炭水化物の摂取量をアップダウンさせる「カーボサイクル」を行っているようです。カーボサイクル中のローカーボの日はカーボ量を150程度まで落とすようで、気合と根性でトレーニング強度も落とさないようにしているのはもう化け物です。

 

また、大会直前カーボアップの日は、カーボ量1800g程度を摂取。これはカロリーで言うと8000カロリー程度を炭水化物だけで摂取している計算になります。

上里選手はもともと内臓が強く、消化の面でも才能がすばらしいようです。。

 

サプリメント

上里選手が摂取するサプリメントは、超シンプル。

  • マルチビタミン
  • クレアチン
  • EAA
  • グルタミン

これらのみで、トレーニング中のカーボドリンクは飲まず、プロテインに関してもほとんど摂取しないとのことです。

やはり固形で摂取することを大切にされているようですね。

 

そんな上里選手でもおいしいと語っていたプロテインが「LYFT」のプロテイン。いろいろな選手が美味しいと言っていて非常に好評なようです。

 

また、上里選手がアンバサダーも務める「ネイチャーカン」の購入リンクも貼っておきます。

 

Naturecan

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

2024年最初に上里選手を見ることができるのは「ミスターオリンピア」です。どこまで進化して、どんな身体を世界に見せてくれるのか。本当に期待に胸が躍ります。

また、2024年は11月のJAPANPROにも出たいと話しておられました。2連覇が見られるかもしれませんね。

今後も上里選手から目が離せません。